精力減退の対処法
男性が精力減退を感じ出すのは、40歳前後からといわれており、早い人だと30代半ばから感じ始めています。
40代半ば~40代後半になると、ほとんどの男性が精力減退を実感し、まさに、思うように心と体がついてこないという状態です。
精力減退を克服する方法
精力減退を回復、克服するには、男性ホルモンの生成力を向上させる必要があり、男性ホルモンを向上させるには、3つのことを意識する必要があります。
- ストレスの軽減(副交感神経の優位性の獲得)
家族・夫婦・恋人と積極的なコミュニケーションをとる。
心理的ストレスは、職場のストレスと家庭のストレスに影響されます。
ご家庭のストレスは、夫婦で積極的にコミュニケーションを取り、家族内で起きている問題をオープンに話し合うことで軽減することができます。
職場のストレスは、部署移動、転職、独立起業など、直接的に乗り越えるには乗り越えるべきハードルは高いのですが、男性のことを理解してくれる家族・恋人がいることで間接的にそのストレスを軽減させることができます。
そのために、妻、恋人から男性への理解・協力が必要なのは言うまでもありません。
新しいことに挑戦する
新しいことに積極的に挑戦すると、男性ホルモンのアンドロゲンが分泌されやすくなります。
スポーツ、園芸、囲碁、カメラ、ファッションなど、ご自身の興味のあることに情熱を傾ける時間を作ることが大切です。
男同士で遊ぶ
男性が自分のテリトリーを確保しようとすると、男性ホルモンのアンドロゲンが分泌されやすくなり、男同士で遊ぶと、無意識の内に縄張り争いをし、それがアンドロゲンの分泌を促進します。
また、ご家庭以外にも気の許せる友人がいるということは、ストレス軽減にも寄与します。
職場と家庭の両方でストレスを抱えたときにそのストレスの軽減する場としても良き友人は機能するものです。
睡眠をしっかり摂る
午後10時から午前1時ころまでは男性ホルモンであるアンドロゲンが回復する時であり、それだけに十分な睡眠が必要です。
また午前中もアンドロゲンの分泌が高まるので、夜に疲れとストレスを軽減するしっかりした睡眠を取れればその効果は何倍にもなりえます。
2,運動(有酸素運動、下半身筋力強化)
筋肉をつけ、基礎代謝を上げることで、脂肪の燃焼効率を上げることができます。
また、運動すること自体で、交感神経系の興奮が抑えられることがわかっており、それが副交感神経優位の状態を導き、質の良い睡眠を導きます。
先に述べたように、質の良い睡眠は男性ホルモンであるアンドロゲンを増加させる効果がありますので、激しい運動をする必要はないですが、毎日継続的に運動をすることが必要です。
また、精力減退に歯止めをかけるには、腹筋、お尻、太ももの強化が有効なようです。
3,栄養バランス(食事、暴飲暴食を控える)
1日3回できるだけ同じ時間に食事をする
食事は腹八分目
おかわり、大盛り注文はしない。
肥満は男性ホルモンを減少させ、男性ホルモン減少が更に肥満をもたらします。
揚げ物よりも、焼き物、焼き物よりも煮物
良質なたんぱく質を補給
アミノ酸スコアが100、もしくはそれに近いものを摂取することにより、
アミノ酸が元となっている筋肉や精巣の機能改善を促進します。
男性ホルモンの生成を促す食品の摂取
ネギや、大豆から作られている製品などを積極的に取ると良いようです。