冷え症Ⅱ

●「水滞」がある場合

下半身が冷えるという人はしばしばむくみをともないますが、こうした状態を、漢方では「水」の巡りが悪い「水滞」と考えます。冷えがあると、さらに「水」の巡りが悪くなるというという悪循環になりがちです。
胃腸が弱くて下痢しやすいひとでは、「真武湯」、膝などの関節の関節の痛みをともなう人では「桂枝加朮部湯」、腰から下の強い冷えからくる症状がある人には「苓姜朮甘湯」などがよく用いられます。

●「腎虚」の場合

「気血水」のバランスが崩れ、老化に伴う新陳代謝の低下で冷えが起きている場合は、五臓の「腎」の働きが経過した「腎虚」ととらえ、「八味地黄丸」や「牛車腎気丸」などが用いられます。

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漢方薬の服用とあわせて体を冷やさない生活対策も

薬が合うと、冷えが軽くなるのにともない、体調がよくなるのが感じられます。漢方薬には複合的な作用があるので、あわせもつ頭痛や関節痛などの症状が消えることもあります。

冷え症の改善には、漢方薬を飲むだけでなく、日常の生活の中で体を冷やすことを避け、体を温める工夫を心掛けることも大切です。

”冷房病”にも漢方が役立つ

冷房が普及した現在では冷えの悩みは寒い季節だけの問題ではありません。冷えの悩みは寒い季節だけの問題ではありません。冷え症の人は夏の冷房で体調を崩しやすいものです。節電の面からも冷房の設定温度を高めにすることが勧められてはいますが、長時間座ったままで仕事をしている女性などには、”冷房病”といわれるような不調も少なくありません。そんなとき、漢方では「五積散」という薬がよく用いられます。特に、足腰が冷えて腰痛などがある人、冷えのぼせがあるような人に向く薬です。

●冷えを漢方でみると

冷えは、体内の「気」の量の不足[気虚]、「血」の量の不足[血虚]や滞り[瘀血]、「水」の停滞[水滞]など「気血水」のさまざまな異常から起こると考えられ、「五臓」の「腎」の働きが低下した「腎虚」ととらえられるものもあります。

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