不眠

高齢になrと不眠に悩む人が多くなる

不眠とは本人が満足できる睡眠時間や睡眠の質が得られない状態が続いて、日中の生活に支障をきたしているような状態をいい、一般に、睡眠時間は加齢とともに減少し、高齢になれば若い時より短くなり、眠りの質の変化もあり、高齢になると不眠を訴える人が多くなります。不眠の中でも、夜中に何度も目が覚める中途覚醒や、朝早く目が覚めてしまう早朝覚醒は、特に高齢者に多く見られ、病気や副作用が原因のこともあります。

不眠への対処法としては、原因があればそれを取り除いたり、不眠を招きやすい生活習慣の改善をはかることが大切です。それでも不眠が続いてつらい場合、西洋医学では不眠のタイプに応じた睡眠薬が用いられます。現在不眠の治療に使われている睡眠薬は安全性の高い薬ですが高齢者の場合は副作用が発生しやすい傾向もありますので、睡眠薬を使いにくい人では漢方が有用な治療手段となります。

漢方では不眠以外の症状もあわせて改善する薬を用いる

不眠に悩む人は、他にも何らかの体調不良を抱えている人が多いので、漢方では、全身の働きを整えて、不眠が起こらないような状態を目指します。そのため、不眠以外の症状も含めて病気をとらえ、あわせて改善する薬が選択されます。

例えばイライラがあれば「抑肝散」、心身の疲労が強ければ「酸棗仁湯」、虚弱で取り越し苦労の傾向があれば「帰脾湯」などが用いれらます。抑うつが強い場合には「柴胡加竜骨牡蛎湯」、不問が強い場合には「桂枝加竜骨牡蛎」などが有効なこともあります。

注意が必要な睡眠薬の副作用

西洋医学の睡眠薬では下記のような副作用が起きる危険性もある
●持ち越し効果
 起床後まで眠気やふらつきが残る
●筋弛緩
 筋肉に力が入らず転びやすくなる
●記憶障害
 薬が効いている間の記憶が抜け落ちる
●習慣性
 連用すると習慣性が生じ、急にやめるとかえって不眠になる
特に高齢者の場合は、ふらつきや転倒が骨折やその後の寝たきりにつながりかねないので要注意です。

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