肥満

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肥満がある人には生活習慣病が起こりやすい

医学的にいう「肥満」とは、体脂肪が増えすぎた状態をいいますが、体脂肪は簡単には調べられないので、一般には、身長と体重から肥満の判定をしています。

現在、最も広く用いられているのが、BMIという体格指数による判定法です。統計的にはBMIが22のときに病気になる確率が最も低いことから、その体重を標準体重とし、BMI25以上が肥満と判定されます。

肥満が健康上よくないとされるのは、生活習慣病の多くが肥満と関連して起きてくるからです。こうした健康障害をともなう肥満は「肥満症」という病気で、お腹の臓器のまわりにつく内臓脂肪が過剰にたまった「内臓脂肪型肥満」も、病気をおこしやすい危険な肥満とされ、こういう人は、原料することが、合併症の改善にも、生活習慣病の予防にもつながります。

BMIによる肥満の判定

●BMIの求め方
BMI = 体重(㎏) ÷ {身長(m)× 身長 (m)}

BMI          判定
18.5未満        低体重
18.5~25       普通体重
25以上         肥満

肥満治療に漢方薬の効果が注目されている

肥満症の治療の基本は、食事療法と運動療法、そして、肥満につながる習慣を改める行動療法です。しかし、高度の肥満や合併症のために、運動などが十分に行えないこともあります。

肥満症治療薬として処方される西洋薬には、マジンドールという食欲抑制薬や、セチリスタットという薬がありますが、肥満症の治療に広く使えるものとはいえないので、最近では漢方薬が注目を集めています。

肥満症に適応のある医療用医薬品として「防風通聖散」や「防己黄耆湯」などがあり、近年の臨床研究でも減量効果、内臓脂肪の減少などが報告されており、漢方薬が肥満症の治療法のひとつになり売りと考えられています。

ただし、美容目的のやせ薬ではありませんし、「防風通聖散」などでは、まれではありますが、間質性肺炎や肝機能障害の副作用も見られていますので注意が必要です。

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