漢方におkる診察と治療の進め方

「四診」によって「証」を見極める情報を集める

患者さんが「陰・陽」「虚・実」のどこにいるのか「気・血・水」にどんな異常が生じているのかななどを把握して「証」を見極めるために行われるのが「四診」です。
医師の五感をフルに活用して行われる漢方独特の診察法で「望診、聞診、問診、接診」の4つの方法があります。

安心安全の漢方精力剤・現地直送の個人輸入代行
日本上場以来19年間で32万人に愛された本物

「望診」は目でみて

目でみる診察法で、患者さんの顔色や皮膚の色艶から、体つき、目の光、唇や歯ぐき,舌、爪、さらに動作や神経症状までを含めて、医師の資格によって情報を得ることで、「望診」のなかでも、舌をみるのを「舌診」と呼び、漢方では特にその所見を重視します。舌の色や形、舌の表面についている舌苔の色や状態は「証」を見極めるポイントのひとつです。

「聞診」は耳と鼻で

耳から聞く、鼻で臭いをかぐことによって情報を得る診察法で、患者さんの声の大きさや、はり、話しぶり、呼吸音や、咳、体臭や口臭、便臭などが判断材料となります。

「問診」は患者さんの訴えから

西洋医学の問診と同様に、患者さんから症状を聞いて情報を得るのですが、漢方では、特に自覚症状の訴えを重視します。

冷えやのぼせ、口の渇き、汗のかき方、便通や排尿の状態や、なんとなくだるいなど、受診の動機となった病状以外の、患者さん自身も重視していないような症状も、「証」を見極める重要な情報となりますので、自覚している不調のすべてを詳しく伝えることが大切です。

●「切診」は体に触れて

医師が患者さんの体に直接手を触れて行う診察法で、漢方では時に、手首で脈をみる「脈診」と腹部を診察する「腹診」から得られる情報が重視されます。

「脈診」では、脈がしっかりしているか弱々しいか、早いか遅いか、皮膚の表面近くで打っているか深いところでうっているかなど、脈の性質をみます。

また、「腹診」では、患者さんの腹部を手で触れたり押したりして診察し、腹璧の力、緊張や抵抗、圧痛のある部位などがポイントになり、腸がムクムクと動く、お腹を軽くたたくとポチャポチャと音がするなども重要な情報です。「腹診」で特徴的な所見があれば、処方の決め手になることが少なくありません。

漢方治療は、このように進められる。

「四診」によって得られた情報をもとに、医師は「陰陽」「虚実」「気血水」「五臓」「六病衣」などの”ものさし”を組合わせて、診断である「証」を見極め、その「証」に基づいて治療に用いる漢方薬が決められます。

慢性的な症状であれば、通常、先ず2週間ほど服用して変化をみます、薬があっているようなら服用を続け、変化がなかったり、かえって体調が悪くなったような場合には処方を変え、治療中にも、「証」に変化があれば、それに応じて処方を変えていきます。

また、西洋医学的な検査をしないと見つからない病気もあり、西洋医学的な治療を優先すべきときもありますので、漢方治療を希望する場合も、まずは西洋医学の検査・診断を受けて病気を確認するのが基本です。西洋医学での病名は、理論的には漢方の「証」と関係ありませんが、実際には漢方薬を選択する際にも考慮されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です