漢方での病気のとらえ方

病気は全身の働きのゆがみ

漢方では、体のどこに現れた病気でも、全身の働きのゆがみから起こると考え、患者さん一人ひとりのゆがみ方をとらえていくのが、漢方における「証」といわれています。
「証」を見るには、漢方独自の観点にたって病気をとらえ、その基本となるのが「陰・陽」「虚・実」などの概念で、「陰証」といえば「陰」の状態にあることを、「陽証」といえば「陽」の状態にあることを意味しています。

「陰陽」は病気に対する反応の性質

「陰・陽」は、病気に対する体の反応の性質を表すような概念で、健康な状態では、「陰・陽」のバランスが保たれ、外界状況に応じて調整されたバランスが「陰・陽」のどちらに傾いているかによって、病気がどのように表れるかが違ってくるといわれています。

●「陰」は反応が低下した状態

「陰証」は、体の反応が総じて低下して、寒さに支配された状態と考えられ、寒がりで、顔色が青白いようなタイプが典型的といわれ、冷えると下痢しやすかったり、寒い時に症状が悪化する傾向があります。

●「陽」は反応が活発な状態

いっぽう「陽証」は、病気に対する体の反応が活発で、熱に支配された状態と考えられ、暑がりで冷たいものをたくさん飲むようなタイプで、熱があって顔が赤くなっているような病状が典型的です。
かぜなどでは、悪寒や寒気が主体の状態を「寒証」、比較的高い熱が出て熱がっている状態を「熱証」と呼ばれています。

「虚実」は体力や、病気に対する抵抗力・反応を表す

「虚・実」は普段の体力や、病気に対する抵抗力や反応の程度を表すような概念で、「虚証」は体力がなく病気に対する抵抗力や反応も弱い状態です。
きゃしゃな体格で、疲れやすく、胃腸が弱くて下痢しやすいというのが典型的なタイプです。病気が起きている疾患に動員されるエネルギーが乏しく、かぜをひいても、症状があまり激しく表れません。

いっぽう「実証は、体力があり、本来は病気に対する抵抗力や反応も強い状態で、がっちりした体格で、頑張りがきき、胃腸は丈夫で、どちらかというと便秘しやすいのが典型的なタイプで、かぜをひいたときなどは、症状が激しく現れます。

体力が中くらいで、虚証とも実証とも、どちらともいえない中間タイプもあり、「虚実間証」と呼ばれています。


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