漢方薬の効果が注目されている

近年、医療の分野では、臨床試験によって治療効果を確認し、そのデーターを根拠に治療を行うべきという考え方が重視されるようになっている。そういった中で、改めてその有用性が明らかにされ、注目されている漢方薬があります。

大建中湯で開腹手術後の腸閉塞が減少

開腹手術を受けた後は、癒着による腸閉塞が起こりやすく、再手術が必要になるケースも少なくないのですが、腸閉塞をおこした人に漢方薬の「大建中湯」を飲ませたところ、再手術が必要になったケースが減ったと報告され、腹痛、悪心・ 嘔吐などの自覚症状の改善効果も見られたようです。

「大建中湯」には消化管運動を促進する作用があることが明らかになってきており、それが手術後に起こりやすい癒着の抑制に役立つためと考えられている。最近では、腸閉塞の予防のために、手術後に大建中湯が用いられることが増えてい

牛車腎気丸が抗がん剤の副作用を軽減

最近はどんなに優れた効果のある薬でも、副作用のせいで使い続けられなくなれば、意味がありません。副作用の軽減に漢方薬の効果が期待され、特に抗がん剤の副作用対策に活用されています。

例えば、大腸がんに使用されるオキサリプラチンなどで問題になる末梢神経障害には「牛車腎気丸」の効果が注目され、抗がん剤治療でしばしば下痢が問題になる場合に「半夏瀉心湯」を併用すると、下痢が収まって治療を続けられる場合があるようです。

そのほか、食欲不振や全身倦怠感に「補中益気湯」や「十全大補湯」「人参養栄湯」などが用いられることもあるそうです。

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