男性更年期障害

ホルモン分泌の変化にストレスが加わると起こりやすい

更年期障害といえば女性に特有のものとされてきましたが、中高年の男性も似たような不定愁訴に悩まされることがあります。男性の更年期障害は医学的に確立された概念ではありませんが、近年、社会的に注目されています。
男性の場合は、女性の閉経にともなう変化ほど急激なものではありませんが、やはり加齢とともにホルモンの分泌が低下します。男性ホルモンには、男性性器の機能を維持するほか、ストレスに抵抗する働きがあり、そのため、ホルモン分泌が低下したところに過剰なストレスが加わると、更年期障害が起こりやすくなると考えられている。特に、性格的にストレスをため込みやすい人は、発症しやすいといわれています。

男性更年期障害のチェックリスト

次の10項目のうち、3つ以上あてはまる場合、あるいは1か7がる場合は、男性更年期障害が疑われる。
1、性欲の低下がある
2、元気がなくなってきた
3、体力または持続力の低下がある
4、身長が低くなった
5、「日々の楽しみ」が少なくなったと感じる
6、もの悲しい気分、怒りっぽい
7、性機能(勃起力)が弱くなった
8、最近、運動する能力が低下したと感じる
9、夕食後、うたた寝をすることがある
10、最近、仕事の能力が低下したと感じている

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漢方では「腎虚」や「気」の失調ととらえて治療を行う

漢方では、五臓の「腎」が生殖をつかさどるとされ、その働きが衰えた「腎虚」になると気力・精力が減退すると考えられており、「腎」は生命エネルギーである「気」を蓄えるところでもあり、男性更年期障害の症状は「気」の失調ともとらえられています。

治療では、「腎虚」を改善する「八味地黄丸」などをはじめ、「気虚」があれば「補中益気湯」、「気逆」があれば「桂枝加竜骨牡蛎」、「気うつ」があれば「柴胡加竜骨牡蛎湯」など、「気」の状態に応じた薬が用いられる。

「腎虚」で起こる症状

漢方では、五臓のひとつである「腎」の働きが衰えた「腎虚」になると、下記のような症状が起こると考えられている。
●性欲の減退
●気力。精神活動の低下
●視力・聴力の低下
●骨の脆弱化、歯の脱落
●脱毛
●夜間頻尿、むくみ、口の渇き
●手足の冷え、ほてり、しびれ
●息切れ
●不眠   ーなど

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更年期障害

更年期には女性の心身に様々な変調が現れる

更年期障害とは、 閉経前後の更年期に、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の減少や、それに伴う自律神経の働きの乱れなどが原因となって、不定愁訴といわれる様々な変調が現れるのをいいます。現れ方には個人差が大きく、その背景には体質的な要因のほか、家庭や社会のストレス、性格なども関係すると考えられています。

更年期障害の症状としては、ほてりや発汗、手足の冷え、動悸、肩こりなどの体の変調もあれば、イライラ、不安、不眠、集中力の低下など、心の変調が現れることもあります。症状は人によって様々で、しばしばいくつも重なって起こります。

西洋医学での治験としては、減少したエストロゲンをホルモン剤で補うホルモン補充療法が中心となり、心の症状が強い時には、向精神薬が用いられることもあります。
ホルモン補充療法は効果も高く、欧米では一般的な治療法ですが、副作用で不正出血が起こったり、5年以上の長期使用では乳がんのリスクが高まる恐れがあり、日本では希望しない患者さんも少なくありませんし、乳がんの既往のある人などは受けられません。
多くの産婦人科では、ホルモン補充療法を希望しない人、受けられない人に、漢方治療が取り入れられています。

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産婦人科の3大漢方薬が用いられることが多い

不定愁訴の治療は漢方が最も得意とするところで、更年期の心身の症状に対しても古くから治療が行われ、さまざまな処方があります。現在、健康保険がきく医療用エキス剤にも、更年期障害や関連する症状に用いられるものが30種類以上あります。

なかでもよく用いられているのが、産婦人科の”三大漢方薬”といわれる「当帰芍薬散」「加味逍遥散」「桂枝茯苓丸」で、いずれも主に「瘀血」を改善する「駆瘀血剤」です。

●当帰芍薬散
体力がない「虚証」で「瘀血」のほか「血虚」や「水滞」をともなう人、冷えやめまい、むくみなどがある場合に適します。

加味逍遥散
屋や体力が低下した人で、発作性の熱感・発汗や肩こり、頭痛などのほか、「五臓」の「肝」の失調とみられるイライラや怒りやすいなどの精神症状がある場合に適し、心身のさまざまな症状が重なっていることが多い更年期障害では総合的に効果が高く、最初に処方されることが多い薬です。

●桂枝茯苓丸
体力は中くらいの人で、「瘀血」に「気逆」をともない、のぼせがある様な場合に適します。どの症状の効果が表れやすいかは薬によって違うため「虚実」や主な症状から処方が決められます。通常、最初にひとつの薬を用い、しばらく服用しても効果が無いようなら、薬を替えたり。ほかの薬を追加したりします。

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漢方では体の症状と心の症状をあわせて改善

最近は、更年期の不定愁訴のなかでも、心の症状を訴える人が増えているといわれています。心と体をひとつのものと考える漢方は、その点でも更年期障害の治療に向いているといえるでしょう、薬が合うと、体の症状が消えるのにともない、心の症状もおさまってくることがよくあります。

更年期は体ばかりでなく家庭や仕事などの環境にも変わり目が訪れやすい年代です。心身の症状に困っているなら、治療を考えてみると良いでしょう。

「血の道症」とは

月経時、妊娠、出産時、産後、更年期などの女性の不安、いら立ちなどの精神症状や、頭痛、のぼせ、発汗、めまいなどの身体症状を指す「血の道症」という言葉があり、現在では病名としては使われませんが、漢方薬の中には、血の道症を効能に持つ薬があります。

現代風に言えば、女性ホルモンの変動にともなって現れる不定愁訴といったところですが、更年期障害の症状は、ほぼ血の道症に重なり、月経前緊張症やマタニティブルーなども含まれることになります。

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産後の回復不全

産後の肥立ちが悪い時の漢方治療

出産を終えた女性の体が日を追って回復することを「産後の肥立ち」といいますが、なかには、体調がなかなか元に戻らず、さまざまな不調が続く人がいますが、こういった場合にも漢方が役立つことがあります。

妊娠中に安胎薬として広く用いられる「当帰芍薬散」は、産後の回復を助けるためにも用いられ、「当帰調血飲」などの「駆瘀血剤」が有効なこともあります。出産にともなって多くの血液を失い、体力を消耗した産熟期の女性は、漢方でいえば「気」「血」が不足した状態で、体力の回復には「補中益気湯」や「十全大補湯」などの「補剤」もよく用いられます。

不安定な心身の状態をあわせて改善する

出産前後のホルモン分泌の急激な変化などにより、産後は体ばかりでなく心の状態も不安定で、マタニティブルーという言葉もあるように、不安やイライラ、うつ状態に悩まされる人も少なくありませんし、そのような時には「加味逍遥散」や「抑肝散」などが有効な時もあります。

なお、授乳中の服薬は、薬の成分が母乳中に入る可能性を考える必要があり、自己判断で使わず必ず、必ず医師に相談してください。

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不妊

不妊症の原因は不明なことも多い

不妊には、女性側の卵巣・卵管の問題、男性側の精子の問題など、さまざまな原因がありますが、不明な場合も少なくなく、ホルモン分泌の働きの低下が考えられることもあります。治療においては、卵管の通過障害などは、西洋医学的な治療で原因を取り除くことも可能ですし、女性では排卵誘発剤、男性ではホルモン剤なども用いられます。漢方治療は、原因が不明な場合に行われるほか、西洋医学的な治療と併用も良く行われます。

漢方では、妊娠しやすい状態に体内環境を整えていく

女性側の不妊では、冷えや胃腸障害、極端なやせや肥満、ストレスなども原因になる場合があると考えられることから、漢方では、こうした問題を改善する薬を用いて、体を自然な妊娠が起こりやすい状態に変えていきます。

また、最近では排卵障害や黄体機能不全に「温経湯」「当帰芍薬散」「桂枝茯苓丸」などの漢方薬が有効なことが科学的に明らかにされ、不妊の直接的な原因に対する漢方治療も行われ、男性に対しては「補中益気湯」によって精子の濃度や運動性が改善する可能性が報告されています。

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つわり、妊娠中の諸症状

西洋薬を使いにくい妊娠中は漢方が役立つ

一般に妊娠中は、薬は慎重に使う必要があり、薬の成分が胎盤を通じて胎児の体内に入り、悪影響を及ぼすことがあるためです。西洋薬では、妊娠中には「禁忌」とされて使えない薬も少なくありません。

漢方には「安胎薬」と呼ばれ、妊娠した時に用いられる薬があり、妊娠中のつらい時期を乗り越えるために使われてきた薬もあります。つわりをはじめとする妊娠中の症状や、風邪などの病気の治療で西洋薬を裂けたい場合などによく用いられます。

ただし、漢方薬であれば妊娠中でも普段と同じように使えるというわけではありません。西洋薬のように禁忌とされてなくても、裂けるべきとさえている薬もあり、前に使ったことのある漢方薬でも、妊娠中に使う場合には、あらかじめ漢方に詳しい産婦人科医に相談して下さい。

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体調を整える漢方薬を用いて安産を助ける

つわりがつらい時には、「小半夏加茯苓湯」や「半夏厚朴湯」がよく用いられ、代表的な安胎薬でる「当帰芍薬散」には、つわりを軽くする効果もあり、また、妊娠中のむくみや貧血を改善したり、子宮の収縮を抑えて流・早産を予防する効果も期待できます。

むくみがある場合には、妊娠中毒症の予防のために「五苓散」や「柴苓湯:などが用いられこともあります。そのほか、かぜを引いた、便秘になったなというときも、普段の「証」にかかわらず、より副作用の少ない薬を用いるのが基本です。

つわりのときの漢方薬の飲み方

漢方薬は温かくして飲むのが基本で、一般にはエキス剤もお湯で溶いて飲むことが勧められていますが、つわりで吐き気が強い時は、冷たいほうが飲みやすいでしょう。冷水で飲んだり、冷蔵庫で冷やしておいて、少しずつ何回かに分けてものことも良いでしょう。

妊娠中に注意を要する漢方薬の副作用

広く使われている漢方薬にも、妊娠中には注意を要するものがあり、例えば風邪の漢方薬は、「葛根湯」をはじめ「麻黄」が含まれているものが多いのですが、「麻黄」は副作用で副作用で血圧をあげることがあり、妊娠中には注意が必要です。
また、便秘の漢方薬の基本となっている生薬の「大黄」は下痢や子宮収縮を起こすことがあり、妊娠中はなるべく使用を控えます。妊娠中の漢方治療では、通常、こうした生薬を含まない薬がまず用いられます。

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月経異常

周期の乱れや痛み、出血過多、イライラなど、悩みは様々

月経にまつわる女性の悩みには、次のようなものがあります。

●月経不順
月経は一般に25~35日周期で起こりますが、それより長い、または短い場合、あるいは周期が乱れている場合が「月経不順」です。

●月経困難症
月経痛が非常に強く、鎮痛剤を使わずにいられなかったり、頭痛・吐きけ・イライラなどをともなったりします。

過多月経
月経時の出血量が異常に多いもので、貧血を招きがちで、月経の周期が長い「過長月経」もほぼ同じ病態といえます。

月経前緊張症
月経の始まる1週間ほど前から、イライラ、怒りっぽい、ゆううつ、眠気、倦怠感、頭痛、肩こり、むくみ、下痢、便秘、乳房が張るなど、心身のさまざまな症状が起こり、月経が始まるとおさまります。西洋医学では、こうした月経異常の背景には、ホルモン分泌の異常があると考えられています。

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漢方では主に「瘀血」ととらえ、「駆瘀血剤」が用いられる

月経異常を、漢方では主に「血」の流れが滞る「瘀血」から起こると考え、「瘀血」を改善する薬「駆瘀血剤」が「証」に応じて使い分けられ、代表的なのが「桂枝茯苓丸」「加味逍遥散」「当帰芍薬散」で、女性特有のさまざまな症状に効果があり、産婦人科の三大漢方薬として知られています。

また「温経湯」は、西洋医学的な臨床試験によってホルモン分泌のバランスを整える効果があることが分かっており、月経不順には比較的「証」を問わず用いられています。
そのほか、出血量が多い場合には「当帰キョウガイ湯」などの「血虚」を改善する薬を用いたり月経痛が強い時には「芍薬甘草湯の頓服もよく使われます。

注意を要する痛みや出血

月経異常と思われるような症状には、ときに病気が隠れていることがあり、子宮内膜症のために月経痛がひどくなったり、子宮筋腫があるために出血量が多くなっていることもあります。月経時以外の性器出血は、排卵にともなうもの以外、不正出血と考えます。
子宮がんなどが原因のことも考えられます。痛みや出血が著しい、不正出血があるという場合は、産婦人科を受診して確認しましょう。

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むくみ

まずは原因となっている病気が無いかを確認する

体のむくみ、なかでも脚のむくみはよく見られる症状で、特に女性に多い悩みです。体内の水分は細胞内と血液中を行き来しながら、一定のバランスを保っていますが、何らかの原因でうまく行き来ができなくなり、血液と細胞以外の部分に余分な水分がたまってしまうとむくみが起こります。

原因は様々で、塩分の取りすぎなど食事の問題や、睡眠不足、長時間の立ち仕事などの生活の影響によるもののほか、腎臓や心臓などのなどの病気、妊娠や月経、薬によるものもあり、まずは西洋医学的な診断を受け、原因を究明する必要があります。
むくみが病気によって起きているなら、その治療が先決で、同時に利尿剤などを使ってむくみを取ることもあります。しかし、特に病気がない場合、むくみ自体は治療の対象になりにくいものですが、このような場合も、漢方では、必要に応じて治療を行います。

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「水」の巡りをよくする薬を主に用いて治療を行う

漢方では「水」の流れが停滞した「水滞」の状態になるとむくみが起こると考えられています。「水」の代謝をつかさどる「腎」の働きが低下した「腎虚」もその原因のひとつです。

治療では、「五苓散」「柴苓湯」など「水」の滞りを改善する薬(利尿剤)をはじめ「腎虚」があれば「牛車腎気丸」などが用いられ、妊娠中のむくみには「当帰芍薬散」が代表的で、月経時のむくみなら、その他の「瘀血」を改善する薬が有効なこともあります。

リンパ浮腫

リンパ系には、体内の老廃物を濾過し、不要な水分と共に冷や汗として排出させる働きがあります。この働きに障害が生じ、リンパ液が溜まってむくみが起こるのが「リンパ浮腫」です。体質や病気によるほか、がんの手術などにより二次的に起こるものがあり、患者さんを悩ませています。
最近でが漢方の活用が試みられ「防己黄耆湯」や「柴苓湯」「牛車腎気丸」などによるむくみの改善が報告されています。

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寝汗、多汗

汗に悩まされても原因を特定できないことが

睡眠中には、体温を下げようとする仕組みが働いて、ほとんどの人が汗をかきますが、こうした生理的な寝汗は、運動後にかくようなサラッとした汗です。しかしなかには頭や首、胸あたりを中心に、じっとりとした寝汗を書くこともあり、肺結核のような慢性の消耗性疾患のほか、虚弱な人、精神不安で自律神経の異常な緊張がある人に見られます。
こういう寝汗は不快なばかりでなく疲労感をともない、つらく感じる人が少なくありませんが、特に原因が見つからないこともあり、そんな症状を抑えるのに漢方が役に立つこともあります。

また、普段の生活で並はずれて大量の汗をかき、生活の支障になる様な場合は「多汗証」といい、多くは精神的な緊張が原因となって、手のひらや足の裏などに汗をかくタイプです。誰でも緊張すれば汗が出ますが、多汗症の人はしたたり落ちるほどの汗をかき、それを気にして更に緊張し、ますます汗をかくという悪循環に陥ります。

多汗症に対する皮膚科での治療は、汗をかくところに制汗剤を塗るなどの対症療法がが中心となり、微弱電流を流して薬を浸透させるイオントフォレーシスを用いたり、手術をすることもありますが、これらを勧められる対象の人は限られます。

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漢方では「気虚」「血虚」などとして全身症状を改善する

寝汗と多汗は、少し緊張が異なりますが、「気」や「血」の不足があったり、体の内部に熱がこもった「陽」の状態のとき多く見られ、「気虚」や「血虚」があって、疲れやすい、食欲が無いなどの「虚聰」場合には「黄耆建中湯」「補中益気湯」「十全大補湯」「人参養栄湯」などの補気剤が用いられます。体に熱の入った「陽証」の場合には」「白虎加人参湯」などが用いれ、また、ストレスが強い場合に「柴胡桂枝乾姜湯」を用いたり、水太りタイプの人の多汗には「防己黄耆湯」などが用いられることもあります。

更年期の汗の悩みにも漢方治療が有効

更年期には、女性ホルモンの減少に伴う自律神経のバランスの乱れが原因と考えられ、突然顔がほてって汗がドット出る「ホットフラッシュ」に悩まされる人が増えます。このような発汗には、更年期障害の治療によく使われる「加味逍遥散」などが有効で寝汗がひどい時には「補中益気湯」なども用いられ、更年期のイライラや不眠などの症状も、漢方治療ではあわせて改善が期待できます。

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貧血

西洋医学の貧血の症状は主に「血虚」ととらえられる

西洋医学でいう「貧血」とは、血液中のヘモグロビン濃度が低下した状態をさし、ヘモグロビンは酸素を運ぶ働きをしていますので、血液中の濃度が下がると、全身の臓器や組織が酸素欠乏状態になり、顔色が青ざめ、心悸亢進、息切れ、微熱、頭痛、耳鳴り、疲れやすさなど様々な症状が現れ、最も多いのは、女性によくみられる鉄欠乏性貧血です。

漢方での「血」とは単に血液を指すわけではなく、貧血の状態が現れる病態は、主に「血」が不足した「血虚」の状態ととらえられます。「血」の巡りが悪い「瘀血」や、「気」が不足した「気虚」などがさまざまな程度で合わさっていることもあります。

漢方治療は、症状の改善をはかるとともに、胃腸の働きを高めることで鉄の吸収を助ける目的で行われますが、鉄不足そのものに対しては、食物や鉄剤で補う必要があります。

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「血虚」には「四物湯」を基本とする薬などが用いられます。

「血虚」に対する基本方剤とされているのが「四物湯」で、「地黄、当帰、芍薬、川芑」の4つの生薬からなる方剤で、単独で使うことは多くはありませんが、「血虚」のある人にはこの方剤を基本にした処方がよく用いられます。

「当帰キョウガイ湯」や「十全大補湯」なども、「四物湯」含んだ処方です。「当帰キョウガイ湯 」は、出血によって貧血になっている場合に向くとされています。

そのほか「気虚」があれば「六君子湯」や「人参湯」など、、低下している胃腸の機能を高めるような漢方薬が貧血の改善にも役立ちます。近年の西洋医学的な研究でも、妊娠中の女性の鉄欠乏性貧血に対し、鉄剤単独より「六君子湯」を併用した方が効果が高かったことが報告されています。

子宮筋腫にともなう貧血に対して、鉄剤と「当帰芍薬散」の比較研究絵は、血液検査の値は鉄剤での改善度が高く、過多月経や月経痛、めまいなど、自覚症状については「当帰芍薬散」の改善度のほうが高い結果がでており、貧血の原因に応じ、西洋医学的な治療と漢方の併用が工夫されています。

貧血と起立性低血圧

立ちくらみは、俗に「貧血を起こした」などといわれており、立ち上がると頭部の血圧が下がりますが、通常は瞬時に調節して脳の血流が低下しないようになっています。この調節がうまくいかないのが立ちくらみで、医学的には「起立性低血圧」といいます。
西洋医学では、「貧血」とは全く異なる概念ですが、貧血の症状で立ちくらみが起こることもあり、漢方では、「証」が共通すれば同じ薬を用いることもあります。

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冷え症Ⅱ

●「水滞」がある場合

下半身が冷えるという人はしばしばむくみをともないますが、こうした状態を、漢方では「水」の巡りが悪い「水滞」と考えます。冷えがあると、さらに「水」の巡りが悪くなるというという悪循環になりがちです。
胃腸が弱くて下痢しやすいひとでは、「真武湯」、膝などの関節の関節の痛みをともなう人では「桂枝加朮部湯」、腰から下の強い冷えからくる症状がある人には「苓姜朮甘湯」などがよく用いられます。

●「腎虚」の場合

「気血水」のバランスが崩れ、老化に伴う新陳代謝の低下で冷えが起きている場合は、五臓の「腎」の働きが経過した「腎虚」ととらえ、「八味地黄丸」や「牛車腎気丸」などが用いられます。

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漢方薬の服用とあわせて体を冷やさない生活対策も

薬が合うと、冷えが軽くなるのにともない、体調がよくなるのが感じられます。漢方薬には複合的な作用があるので、あわせもつ頭痛や関節痛などの症状が消えることもあります。

冷え症の改善には、漢方薬を飲むだけでなく、日常の生活の中で体を冷やすことを避け、体を温める工夫を心掛けることも大切です。

”冷房病”にも漢方が役立つ

冷房が普及した現在では冷えの悩みは寒い季節だけの問題ではありません。冷えの悩みは寒い季節だけの問題ではありません。冷え症の人は夏の冷房で体調を崩しやすいものです。節電の面からも冷房の設定温度を高めにすることが勧められてはいますが、長時間座ったままで仕事をしている女性などには、”冷房病”といわれるような不調も少なくありません。そんなとき、漢方では「五積散」という薬がよく用いられます。特に、足腰が冷えて腰痛などがある人、冷えのぼせがあるような人に向く薬です。

●冷えを漢方でみると

冷えは、体内の「気」の量の不足[気虚]、「血」の量の不足[血虚]や滞り[瘀血]、「水」の停滞[水滞]など「気血水」のさまざまな異常から起こると考えられ、「五臓」の「腎」の働きが低下した「腎虚」ととらえられるものもあります。

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冷え症

検査で異常が無いと治療の対象になりにくい

冷えに悩まされる人は多く、女性では半数以上ともいわれ、一般には「冷え性」ととらえられ、不調があっても、検査で異常が見つからないと、治療の対象になりにくいものです。しかし、漢方では「冷え症」ととらえ、治療すべき重要な症状と考えられています。

冷え症があると痛みなどの症状も起こりやすく、冷えによって悪化する病気も少なくありません。冷えを改善することは、心身の不調や病気の悪化を防ぐことにもつながります。冷えの感じ方は様々で、「手足が冷える」「下半身が冷える」「全身が冷える」などの他、「手足は冷えるが、顔はのぼせる」もよくあり、「足は冷えるが、手はほてる」ということもあります。

冷え症は、客観的に測定されるような検査値で診断されるわけではなく、「通常は人が寒さを感じない程度でも、手足や腰、下半身などの体の一部、あるいは全身が冷えて、それが苦痛になるもの」と定義されています。ほとんどのものは、もともと冷えやすい体質に、環境や食生活、服装などの原因が重なって起こると考えられます。

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漢方では「気血水」の異常や「腎虚」ととらえて治療を行う

漢方では「気血水」が体内をめぐって健康を維持していると考えられていますが、その量が不足したり、巡りが悪くなったりすると、さまざまな冷えが生じると考えられています。体力が低下した「虚証」の人に多く見られます。

「気虚」「血虚」がある場合
「気」が不足した「気虚」の人では、全身が冷えやすいので、胃腸の働きを良くして体を温める「人参湯」などが用いられます。「血」が不足した「血虚」に用いられる薬には
冷え症によく使われる 「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」があり、体を温める作用のある生薬や、血流をよくする作用のある生薬が各種含まれていて、特に手足の先が冷え、しもやけができやすいような人に向きます。「気」「血」がともに不足した体力低下の著しい人では、「十全大補湯」や「大防風湯」などが用いられます。

「瘀血」がある場合

冷え症の人のほとんどに、漢方でいう「瘀血」状態の、さまざまな血行不良がみられ「瘀血」が中心になる場合は「当帰芍薬散」や「桂枝茯苓丸」などが用いられ、「当帰芍薬散」は手足は手足が冷える人に、「桂枝茯苓丸」は冷えのぼせの人に向く薬です。

冷えが起こる病気

冷えは、何かの病気が原因で起こることもあり、冷えの治療をするときには、原因となる下記のような病気が無いかを確認する必要があります。
●貧血 ●甲状腺の病気 ●膠原病 ●動脈硬化による病気
こうした病気が原因で冷えが起きている場合は、まず原因となっている病気の治療が先決です。

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